ロンドンを拠点とするクリエイター、プロモーター、オーガナイザーであるSteve Bicknell。90年代からアンダーグラウンドエレクトロニックシーンに関わり、大きな影響を与えた。
1991年、Sheree Rashitと共に ‘LOST’という独創的なパーティをスタートし、25年間UKのアンダーグラウンドテクノシーンを作り上げ、Jeff Mills、Richie Hawtin、Basic ChannelやRobert HoodなどといったDJ・アーティスト達がUKデビューを果たした。その他にレギュラーとしてJuan Atkins、Derrick May、Laurent Garnier、Luke Slater、Dave Angel、Insync、James Ruskin、Oliver Ho、Mark Broom、Andrea Parker、Bandulu、Mixmaster Morris、The Black DogとAutechreがプレイをこなしてきた。
同年、Lost名義でPaul OakenfoldのレーベルPerfectoから「Techno Funk」をリリース。翌年、Nova Muteから「Ten Commandments / Peace」をリリースする。1993年にShereeとCosmic Recordsを立ち上げ、Mark Broom、Jay Denham、Robert Hood、Juan Atkins、DJ Funk、DJ Rush、Tyree Cooper、DJ DeeonとDJ Miltonの楽曲をリリースした。
2014年はCosmic Recordsの復帰となりBicknellの新たなLost Recordingsリリースをはじめ、2015年にはOstgut TonからリリースされたFunctionの「Berghain 07」ミックスCDに楽曲が使われ、2016年、FunctionのレーベルInfrastructureとJames RuskinのレーベルBlueprint 20からプロダクションがリリースされた。そして同年9月に自身の新しいレーベル、6dimensionsを立ち上げる。