ニュージーランド出身のFisは、2017年に自身のレーベル“Saplings Records”を設立した。このレーベルは、エコシステムの復旧を目指し、ノンプロフィット組織、Eden Projectsとチームを組み、CDやヴァイナルではなくデジタルリリースで得た利益を環境保護に還元する事を目標としている。Rob Thorneとのコラボレーション「Ngā Parirau o te Kārearea」が“Saplings Records”のファーストリリースとなり、最初の1ヶ月で6,500本もの木をファンディングした。
Fisは独学でサウンドシステムを学び、ニューヨークのレーベル“Tri Angle”から2作をリリース。2015年、ヨーロッパへ拠点を移してからはBerlin Atonal、Semibreve、Mutek Montreal、Unsound Krakow、CTM Festival、アテネのBorderline、そして日本のruralなどとライブアクトとして数多くのフェスティバルにてプレイを果たしてきた。
2018年、3作目のソロアルバムのリリースを“Saplings Records”から予定しており、Eden Projectsを通して1枚の売り上げに対し100本の木を植え、一つのライブパフォーマンスに対して1000本の木を植える事を目標としている。