Lars DalesとMaarten Smeetsの2人からなるDetroit Swindle。その名の通りデトロイトを彷彿とさせるようなダークでマットな質感と、ヨーロッパのアンダーグラウンドなサウンドが見事にブレンドされた楽曲は、”Dirt Crew”や”Freerange”といった名門レーベルからのリリースに加え、近年は多くのリリースを自身のレーベル“Heist Recordings”から発表。
2014年に”Dirt Crew”からの1stアルバム「Boxed Out」をリリースした頃には、日本を含むほぼ全ての大陸でツアーが行われ、ハウスミュージックの枠を超えた人気を獲得。その後はTom Misch、Kerri Chandler、Mayer Hawthorne、Mark de Clive-Lowe、そしてSeven Davis Jrなど多くのアーティストとのコラボレーションや、レーベル“Heist Recordings”も、Fouk、Nachtbraker、Frits Wentink、Alma Negraなど次世代を担う有望株の作品を次々とリリース。
近年ではベルリンのPrince CharlesやロンドンのPhonoxといった人気クラブでのレジデントナイトや、Gilles Peterson主催のWorldwide FMでもレジデントショーを持つなど、彼らの音楽性とアイデンティティを世界の重要都市に広げている。
そして2018年には満を持して2ndアルバム「High Life」をリリース。Lorenz Rhode、Jungle by Night、Tom Misch、Seven Davis Jr.をコラボレーションに迎え、彼らの数年に及ぶキャリアの集大成を迎えている。