その切れ味鋭いスタイルでダンスフロアをムーディに仕立て上げ、並外れたキャリアを構築しつつある、悪名高きアンダーグラウンドパーティHerrensaunaのレジデントDJ、CEM。
彼の持つ独特のブランド性とパッションは、ベルリンの地下においてHerrensaunaが生み出す灼熱の楽園にて積み重ねられてきた。MCMLXXXV、Hector Oaksと共にパーティのコアを担い、発足以来その方向性を指揮し、ベルリンの最もハードコアなテクノクラウドを惹き付けてきた。無数のテクノDJがひしめくベルリンのTresorに拠点を移してから僅か2年の間に、破竹の勢いで台頭するなど、まさにHerrensaunaの心臓と言えるであろうアーティストだ。
真摯に取り組んできたクラブワークとトリッピーなUKトラック/テクノ/ブレイクビーツ、そしてクィアクラブカルチャーをバックボーンに持つことから成るパンクな要素から構成される彼のセットは、容赦なく暗闇の騒ぎの中に指標を指してくれるであろう。