DJやミュージシャン、レーベルオーナーの他、フォトグラファーとしても活動するVeronica Vasicka。
彼女はEast Village Radioの発足に関わりコールドウェーヴ、ポストパンク、インダストリアル、シンセポップを重視した“Minimal Wave”を立ち上げる。当時、East Village RadioのJohn Peelが務めるラジオショーで紹介された数々のバンドのリイシューを自身のレーベルからリリース。2005年、シンセサウンドを中心とした“Citirax”を設立しプロダクションの発表を続けている。
The New York Times、Interview Magazine、Dazed & Confused、I.D. Magazine、Vice、Electronic、Revel In New York、New York Magazine、Time Out New Yorkと幅広いメディアにフィーチャーされた彼女はクラブやフェスティバルだけではなく、Art Basel、MoMA、MoMA P.S. 1、Miu Miu、Surface To Air、agnes b.や22/4 Hommes Femmesなどアートに関わる多くの場所でもパーフォマンスを披露した。
自身の作品やプロダクションを含め50作以上ものアルバムリリースを果たし、その中でも“Stone Throw Records”からリリースされた「The Minimal Wave Tapes: Vol. 1」と「The Minimal Wave Tapes: Vol. 2」は特筆される作品だ。