共振する音の結晶体、Hitoshi Kojimaとのユニット「Thrive」として産み出したトラックはフロアーを浸食し、現在までにイタリア、ドイツ、アメリカ、セルビア、ウルグアイなどのレーベルからリリースされ世界各地の音楽ジャンキーの強い支持を得続け、国内ではTha Blue HerbのトラックメーカーO.N.O主宰Structや、Thrive主宰ambivalent deviationなどのレーベルの要として活動し、個人名義Tetsuya Yoshidaでも制作を活発化している最重要アーティストの一人。一瞬たりとも緊張が途切れることの無いその楽曲やライヴは生々しく触知させるインプロとソリッドなプログラミングを同時に繰り広げるサウンドを特徴とし、極度の断片化によって粉々に分解された粒子は強烈な輝きを放ち、振動する骨格は重たく力強く律動する。驚くべき強度と新しさを常に更新する重量級の音像は、世界各地を廻るクラブミュージシャンの結節点となり北関東を中心に交差する地図を拡げるクラブNestの中心人物としてTetsuya Yoshidaがシーンやフロアと常に向かい合い続けた結果の現れである。2016年冬には4曲入りEP「vigilant eye」がambivalent deviationよりヴァイナルでリリースされる。