アフロハウスの疾走感とオーガニックテクノの繊細さを共存させ個性的なサウンドを確立したアムステルダム在住のDJ/クリエイター、Rancido。幼少期からブレイクダンスとグラフィティに夢中になり、母の影響でMasters At Workなどの良質なハウスミュージックに触れて育った彼は、ダンスバトル用のビートを作り小遣いを稼いだ少年時代を経て、2006年にDJ Gregoryのレーベル〈Faya Combo〉にリミックスを提供し、本格的な活動を開始。
その後Louie Vegaなどのサポートを受けながらリリースを重ね、2015年〈Innervisions〉よりEPをリリース後は幅広いリスナーからの信頼を獲得。
’16年には自身のレーベル〈OMENI〉を始動。’17年「Patterns/Symbols」が、John Digweedのライヴミックスシリーズ「Live in Brooklyn New York」に収録された。’18年のサマーシーズンにはMr Raoul Kとの共作「Tamale」が、Solomunにより各地でヘヴィープレイされる。DJとしても昨年はヨーロッパ7ヵ国で招聘されるなど精力的に活動を行なっており、今回の来日はアジア初公演となる。