雑然さと明快さの一致する焦点を探求するLunatikのサウンドは、感情よりもむしろ感覚により近い何かを発信している。
イタリア・ローマで代々音楽を生業とする家庭に生まれ育ち、ピアノとヴァイオリンを通した音楽との出会いは、テクノミュージックへと辿り着いた。DJとしての数年間の経験の後、トラック制作の世界に真っ向から突入することを決心。
2014年に自身のレーベル〈Absolute Records〉をローンチ。 2015年に〈Blackwater Label〉からヴァイナルを初リリース。2016年にはベルリンのTresorで4時間のDJセットを披露。2017年にはmixmagのアーカイブ“Releases to ear on January”に初リリースヴァイナルの記事がMark Broom、Adam Beyerと並んで紹介された。数週間のdjshop.deのアンダーグラウンドチャートTop 10にもランクイン。
飛躍の年となった2018年はヨーロッパ各地30以上のクラブに出演。ベルリンで設立されたレーベル〈Suburban Avenue〉のメンバーとなった。今年はイタリアを代表するローマのヴェニューGoa Clubでの出演を果たし、ここ日本を含むアジアツアーを開催。フロアにいる人々の感情を引き出し、言葉ではなく魂が理解するサウンドを体感して欲しい。