アメリカのシカゴではまだエクスペリメンタルなステージであったダンスミュージックがシカゴハウスの原点である時代にシカゴで生まれたスヴェンガリスゴースト。幼い頃からそのシーンに興味を持ち始め、当時DJであった父の影響でヴァイナルに出会う。中学時代、2台のターンテーブルを手に入れ、レコードを探しにシカゴを歩き回った。
Ron Hardyのエネルギーにインスパイアされ、カセットテープのエディティング技術やターンテーブルの動力学を学ぶ。Ronや他のシカゴのDJを目にする為にシカゴのクラブやパーティーに行く様になり、DJとしての責任感はシャーマン的な力を発揮しダンサー達をスピリチュアルな次元に持って行かせる事だと実感した。
90年代に親友のSSPSとシカゴでパーティーを始め、その後はNYCのブルックリンでArcadiaというウィークリーパーティーを開催する事になった。この頃に彼はミュージックプロダクションと向き合い、2004年にシカゴへ戻り、プロデューサーとして新たな歩みを始める。DJツールとして自分と親友であるSSPSの為に楽曲を作り、プライベートサーバーを使い曲を交わしていた。
2008年にPCのハードドライブが壊れ、スタジオプロデューサーからパフォーマーとしてSvengalisghostに生まれ変わった。そのパフォーマンスはエレクトロ、ブレークビーツ、テクノなどと様々なアンダーグラウンドテイストが入ったエクスペリメンタルかつパワフルなライブである。