その豊富な経験と多岐にわたる技術で、長年ドイツのローカルシーンにおいてキーパーソンであり続けているOliver Hafenbauer。その時々に合わせた抜群のビートセンスで観客を盛り上げる。元々は建築関係の仕事に携わっており、並行してDJやパーティをオーガナイズ。その後は建築よりも音楽の世界を優先し建築業界を後にする。
確固たる決意のもと、ここ10年はドイツ・オッフェンバッハの人気クラブRobert Johnsonの運営する同名レーベルでミュージックディレクターを務め、この活動により彼の名は広く知られることとなった。裏方としての活動は、多方面からの視点を得るだけでなく数多くのメリットも生み出した。
自身が主宰するレーベル〈Die Orakel〉ではダンスミュージックからアンビエントまで、upsammy、Orson Wells、Roman Flügel等がリリース。彼は多くの才能の生みの親となっている。アーティストやオーディエンスとの多様なネットワークを生み出す音楽へのアプローチの仕方こそ、多くの人が彼をオールランダーと言わせる所以である。