Steve Duncanは、ミニマルな要素から無限の可能性を構築し得る電子音楽の多様性に感銘を受け、それらが彼のDJとしての創造性を刺激し、豊かで活気に満ちたサウンドを打ち出すことに成功している。
幼少期はクラシック/ジャズ/フラメンコなどの音楽へ傾倒した時期もあり、それらは彼のアウトプットをよりメランコリックでパーカッシヴな方向へ導いている。故郷オーストラリアで10年以上に渡りDJとして活動し、そこで培った美学は、ベルリン移住後のPatterns of Perceptionの立ち上げやミックスシリーズのキュレーションにおいて発揮された。
現在はヘルシンキに拠点を置き、シンプルでありながらも洗練されたパフォーマンスを追求し、自身のすべてを活動に注ぎ込んでいる。