ドイツ・ハンブルクを拠点に活動するStefan KozallaことDJ Kozeは、音楽ユニットInternational PonyやFischmob、そして自身の別名義プロジェクトであるAdolf Noiseとしても活動している。
DJとしてはヒップホップDJとしてキャリアをスタートし、90年代始めにヨーロッパのDMC DJチャンピオンシップに出場し第2位を獲得、その後アシッドハウスの洗礼を受けると共に今のスタイルへと傾倒して行くこととなる。
また、Tobias Thomasがチーフエディターを務めていたSpex Magazineにおいて99年のベストDJに輝き、ヨーロッパを代表する音楽誌Grooveにおいては毎年ベストDJにランクインする程、本国での人気度は極めて高い。ハウス/テクノ/ディスコなどをヒップホップマナーでミックスする彼のDJスタイルは、Michael Mayer、Tobias Thomas、Ataなどを始めとするドイツのトップDJ達がドイツのナンバーワンDJと言う程である。
そして〈Kompakt〉よりリリースされた彼の初のミックスCD「All People is My Friend」でそのセンスは世界中で認知されることとなり、ここ日本においてもその後リリースされたアルバム「Kosi Comes Around」、Adolf Noise「Wo die Rammelwolle fliegt」、またWIRE 07等への出演、そしてBattlesを始めとする多くのリミックスで注目を集める最も人気の高いアーティストの一人である。
2013年にはアルバム「Amygdala」をリリースし、日本ではミュージックマガジンにおいてダンスミュージック部門のベストアルバムに選ばれ、ドイツ本国ではナショナルチャートにランクインするなど世界中で大ヒットとなった。
また2015年には名物ミックスCDシリーズ「DJ-Kicks」の50タイトル記念に抜擢され、レフトフィールドなヒップホップからハウスをミックスした独自のセンスで高く評価される。
昨年リリースされた、これまでの集大成と言える最新アルバム「Knock Knock」はクラブミュージックの枠を軽く超えたサウンドで、エレクトリックミュージックのトップアーティストとしてより広く認知されることとなった。
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