90年代半ばに世界をジャックしたフレンチハウスの第一人者として今も世界中を飛びまわっている、DJ FalconことStephane Queme。Daft Punkの1人Thomas Bangalterとは盟友であり、2013年のDaft Punkのアルバム「Random Access Memories」で、コラボレーター/プロデューサーの1人としてグラミー賞の受賞にも貢献した。
UK産レーベル〈Virgin〉でのA&Rを経て、今は亡き伝説のフレンチハウス最強レーベル〈Roule〉より「Hello My Name Is DJ Falcon」でデビュー。その後もCassiusの「La mouche」へのリミックス提供、Daft PunkのThomasとの共作「So Much Love to Give」や「Together」などヒット作を連発した。
Daft Punkのツアーには10年以上帯同し、Chemical Brothers、Ed Bangerクルーなどのツアーにも頻繁にブックされるなど確実にその人気を高めていった。彼単独の活動においてもPacha、Fabric、Rex Club、Wombなど各地の名門クラブでプレイし、世界中を飛び回っている。
作曲家として活動するDelphine Quemeを姉に持ち、またSTARDUSTやKITSUNEクルーのAlan Braxeの実の従兄弟としても知られるDJ Falconは、まさにフレンチハウスの血筋を引くアーティストである。