エンディア・ダヴェンポートは90年代半ばにUKアシッドジャズ界で世界的に話題をさらっていたバンド、ブラン ニュー ヘヴィーズの初代歌姫として広く世に知られている。
彼女の出身はアメリカジョージア州アトランタで、幼い頃からジャズ/ゴスペル/R&Bを嗜好し、早くから本格的にヴォーカリストを目指していた。
ブラン ニュー へヴィーズのアンセム「ネバー・ストップ」(91年)の世界的な大ヒットによって、スターダムを駆け上がることになった彼女だが、ハイティーンの時分は、マドンナ、アル ジャロウ、ジョージ・クリントンのような大御所ミュージシャンのバックでキャリアに磨きをかけていた。
また、GURU (Gang Starr)、とのコラボレーション作品、Guru’s JazzmatazzやJ Dilla、Mos Def、Dead Prez等、ヒップホップ界でも著名なアーティストとの共演している。
その他主にダンスミュージック中心に、Mark Ronson、Roger Sanchez、Sly and Robbieなど世界中のアーティストの共演を実現。
ソロ活動1作目「エンディア・ダヴェンポート」では、ダラス オースティン (TLC、ボーイズIIメンのプロデュースで脚光を浴びる才人プロデューサー)とタッグを組み、クラシックR&Bの旨みを全方位に披露。さらに、艶かしい夜を思わせるジャズ・フィーリングも絶妙に加味した。
また、日本のアーティストとのコラボレーション作品も多々あり、DJ Krush、DJ YUTAKA、大沢伸一 (モンドグロッソ)、沖野修也 (Kyoto Jazz Massive)、そして2012年にはDJ Kawasakiのニューアルバムに参加し、同年9月にはTokyo Crossover Jazz FestivalにDJ Kawasakiの共演アーティストとして来日している。彼女の歌声は艶っぽさとソウルフルな力強さの両面を兼ね備え多くの人々を魅了している。
一方、1990年代後半よりニューヨークを拠点にDJとしての活動も初め、人気のクラブやラウンジ、ブティックその他、企業、ブランドのレセプションパーティ等でプレイを続け、当時ニューヨークでも日本人DJとして有名であったDJ KAORIとも交流を深める。その後ロスアンジェルス、アトランタ、東京など各地でDJ活動としての幅を広げる。
現在は日本人アーティストのKatsuya EverywhereとのユニットCelectrixx (セレクトリックス)を結成しアジア、ヨーロッパ、南、中、北アメリカ等世界各国でライブ/レコーディング活動を展開中。