Ghost

井元 聡(Sou Inomoto)によるソロノイズユニット。2010年頃より都内を中心に活動を開始。
ハーシュノイズ・カットアップを軸に、自分のルーツであるファストコアやグラインドコアの体感速度を取り入れたノイズを追求、実践している。
自主制作アルバム「Ultra Vomit」を発表後、CD、カセット、7インチなど様々な媒体の音源を国内外のレーベルより多数リリースしている。
これまでにJay Randall (Agoraphobic Nosebleed ex-ISIS)、Government Alpha、LIKE WEEDS (ex-FACIALMESS/肉奴隷)等のアーティストとスプリットをリリースし、現在は伝説的グラインドコアバンドであるWADGE、Tim Morse (Anal Cunt)両者とのコラボレーションも控えている。
また、自身としては初となる12インチヴァイナルのリリースとなる「exploitation des machines à habiter」を2022年にオーストラリアの〈Cipher Production〉よりリリース予定である。
ライブ活動や海外アーティストの来日ツアーサポートも精力的に行い、これまでにハーシュノイズウォール創始者であるVOMIRや現代ノイズシーンの最重要アーティストJohn Wiese率いるノイズグラインドコアバンドSissy Spacekのジャパンツアーのサポート、トランスジェンダーラッパーMykki Blancoとの共演、非常階段、ジム・オルーク、Hair Stylistics、L?K?O等が出演するノイズフェスティバルdE nOiSEへの出演も果たしている。
2014年からはFinal Exit、Su19b、Trikorona、COFFINS、REALIZEDのメンバー、モジュラーシンセサイザー奏者の野本直輝氏(SiNE)と共にunconscious disharmonic malfunctionを結成しバンドとしての活動も開始。2名のノイズ要員、トリプルボーカル、ドラムという変則的な編成によりノイズグラインドを繰り広げる。
2016年にはベーシストのナスノミツル氏 (アルタードステイツ、是巨人、iLL、GROUND ZERO etc.)と共にスイスのジャズコアバンドFive Pound Pocket Universeに参加。関東~関西ツアー、2017年5月にはスイスツアーを決行。同年、REALIZED/I.R.F.のオリジナルメンバーが始めたMalformed Gentlemenにギタリストで加入。
2018年より完全ハンドメイドのカセットテープレーベル〈SLUG TAPES〉を始める。Youth Attack所属The Repos (ex-Charles Bronson,Das Oath)のボーカリストであるAaron Aspinwallが始めたノイズユニットDeath Dedicationとのスプリットや、SWANSの元メンバーであるJoe Truck率いるオカルトノイズ集団The Black Scorpio Undergroundとのスプリット等を精力的にリリースしている。
2021年にはLe Syndicat, Sunn O)))のメンバーであるStephen O’Malley、Entre Vifs、Haare等の音源をリリースしているドイツの〈Aussaat〉より3rdアルバム「Life Sentence」をリリース。
同年、長年構想をしていたドローン、アンビエントユニットGhostを始動。scumでのハーシュノイズとは異なるアプローチで電子音楽や環境音を融合し、自主制作の1stデモをリリースする。

Bandcamp
・scum / Ghost
https://scumcumcum.bandcamp.com

・unconscious disharmonic malfunction
https://uxdxmx.bandcamp.com

・Malformed Gentlemen
https://malformedgentlemen.bandcamp.com