Laurent Garnier

アシッドハウスがヨーロッパを席巻した1987年に伝説のクラブ、マンチェスターの“ハシエンダ”でキャリアをスタート。DJとして史上初めてフランスの最高位勲章であるレジオンドヌールの栄誉を授かったアーティストとして知られる。

長い活動を通じてレジデントパ-ティを行っている地元フランスのREXクラブでは、彼がプレイする夜の行列はもはやパリのクラブシーンの名物。ガルニエはデトロイト・テクノの巨匠からも、ラジオやDJセットで獲得してきた若いファン達からも、同様にリスペクトされる数少ないDJ/プロデューサーだ。

「10歳になろうとするころには私の部屋はすでにクラブのようになっていた。ストロボにマルチカラーの電飾、ミラーボールにDJブースにダンスフロアまでつくった。そのころからの私のたった一つの夢は人々をダンスさせることだったのです」自伝的小説「Electrochoc」より。

 

略歴

フレンチ・ハウス、テクノの第一人者として、1994年にファースト・アルバム『Shot in the Dark』、続いてアルバム『30』をリリース。シングル「Acid Eiffel」、「Crispy Bacon」は現在でもエレクトロニックミュージック史上最も重要なトラックである。

ソロアーティストとしての作品とは別にLaurent Garnierは映画、TV、舞台音楽をも熱心に制作する。 2015年にはフレンチラップの重鎮Abd Al Malik のアルバム“Scarifications”をプロデュース。2019年6月18日、彼はLaurent Garnier: Off the Recordと呼ばれるドキュメンタリー映画を発表。1994年に自身が設立したフランス最初にして伝説のエレクトロニック/ダンスミュージック、レコードレーベル、F Communicationsの 25 周年には自身の作品をはじめ、レーベルを代表するアーティスト、Saint Germain、Mr. OIZOらの限定版リマスター トラックが年間を通じてリリース。

2021年はフランスのサイケデリック ガレージバンド、The Limiñanasとアルバムをリリース、2020年にはフランス放送局 CANAL+作成のドキュメンタリー“Le Roi Bâtard” 、2022年公開のGiordano Gederlini監督の映画、”Entre la vie et la mort”のサウンドトラックを担当した。

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