英国ウエストミッドランズ州ウォルヴァーハンプトンにて生まれ、その後家具デザインを学ぶためにバーミンガムに移り住む。当時バーミンガムではちょうどクラブシーンが盛り上がっていた時期で、大学卒業後もそのままバーミンガムに住むことになる。Jisco Musicからリリースされた「Scared」をきっかけに、一躍Mark Eの名は広まり、ディスコエディットやビートダウンという言葉に収まりきらない彼の作品は、Running Back、Golf Channel、Endless Flight、Internasjonal、SonarKollektivなどからリリースされた。また、ここ数年で数多くのリミックスも続々と手がけており、リミキサーとしても評価されている。2009年には自主のレーベルMERCを始動し、2011年にはオリジナルアルバム「STONE BREAKER」を、2014年には「Product Of Industry」をそれぞれリリースし、ハウスミュージック界の才能あるプロデューサーの地位を不動のものとした。2016年、Public Releaseより「Sky Horn EP」を、Futureboogieより「Basement Trax」をリリース。
「本当の音楽は消耗品じゃないと思うんだよね。僕も音楽制作と向き合ってる時は、時間がたっても聴けるモノを常に意識してる。僕が古いディスコに惚れてるように、20年たってもみんなが楽しめるような音楽を創りたい。」(Vendor Mag vol.5 Mark E Interviewより)