Neel

(Spazio Disponibile | Voices From The Lake)

Neelはスタジオでの制作活動でも、あるいは世界のあらゆる舞台でのDJ/ライヴパフォーマンスでも場面を問わず常に、自身のサウンドのテクニカルな側面に関し相当な注意を払ってきた。
彼が緻密に計算し世に送り出すプロダクトは、音の持つリズムや質感を、テクノやアンビエントといった形へと、非常に魅力的な手法によって巧みに融合することで創られる。そのスタイルを見事に体現した彼の最新LP「Phobos」は、あらゆるメディアから高い評価を得、アンビエントミュージックの新しいスタンダードとなるに至った。他の作品も〈The Bunker NY〉や〈Spectrum Spools〉といったレーベルからリリースされ、彼のサウンドの独自性を実証している。

また、モントリオールのMutekやBerlin Atonalにおいて彼単独で披露した深くのめり込むようなアンビエント・オーディオヴィジュアルライヴセットや、その他の舞台でのソロ・テクノライヴセット、そしてもちろんDonato DozzyとのコラボレーションユニットであるVoices From the Lakeでの制作/ライヴ活動など、様々な場面でその力を発揮している。