ハウス・シーンを牽引した伝説のDJ、Tony Humphriesの愛弟子、DJ Jacko。ローマ在住の彼は03年にNYに移住、06年Tony Records (現在はTR Records) を共同で設立。イタリア帰国後もTonyと音楽的に密接な関係を保ち、ソウルフルなヴォーカル・ハウス、R&Bやヒップホップ、ときにはトラップなどのフレッシュな歌と、初期ハウスのトラックをロングミックスする独自のスタイルを構築、まさに次世代のTony Humphriesを感じさせるプレイが特徴。Djoon (パリ)、Cavo Paradiso (ミコノス)、Discotheque (NY)、DC10 (イビザ)、Room26 (ローマ)、ほか、UKやドイツ、ポルトガルなどのヴェニューでプレイ。90年代のハウス黄金期のスタイルを継承するハウスDJは数多いが、定番のダンス・クラシックスばかりに頼らず、若いリスナーを意識し (ときにはブートレッグのハウス・ミックスを自ら作成して) 新しい歌を届けることを最優先するJackoのような存在は稀有だ。プロデューサーとしてもシンガーソングライターChelsea Comoと共作しTraxsourceでNo,1を獲得した”Closer”やミックスCD / コンピレーション『Music Of Many Colours』にも収録された”Paradise”、またユニットTwo 4 Soul名義などで良質な歌を発表し続けている。