DJ/音楽プロデューサー。レーベル〈Seeds And Ground〉主宰。高校時代から20代前半までパンク~ロックバンドでのギタリスト経験を経て、1989年にアシッドジャズの洗礼とともにDJカルチャーへ没入。
Chari Chari、そしてKaoru Inoue名義での音楽制作やリミックスで数々の功績を残し、またクラブ/野外フェス問わず様々な現場でのDJ活動を通してオルタナティブなダンスミュージックの可能性を追求してきた。
一方、DJだけでは表現しきれない自身の豊かな音楽性はDSKこと小島大介とのミニマル・アコースティックギター・デュオAurora Acousticの作品、ライブ活動として記されている。
2014年、12年ぶりにChari Chari名義を復活させライヴバンドとして再生、2016年にChari Chariとしては14年ぶりのアナログリリースとなる「Fading Away / Luna de Lobos」が大きな話題となった。2018年はKaoru Inoue名義にてアナログLP「Em Paz」をポルトガルのレーベル〈Groovement〉より発表。ダンスの狂騒から離れ、深くチルアウトしていくオーガニックなエレクトロニク・サウンドが話題を呼んだ。
2020年、レーベル〈Seeds And Ground〉の活動を復活させ、Chari Chari名義での18年ぶりの新作「We hear the last decades dreaming」をリリース。コロナ禍の世界において話題を呼んでいる。